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天才の栄光と挫折―数学者列伝 |藤原 正彦
天才の栄光と挫折―数学者列伝藤原 正彦
新潮社 刊
発売日 2002-05
人類の本質 2005-01-29
9人の古今東西の数学の天才列伝。
日本人として関孝和が入っている。まず、数学を愛して止まない著者の姿が好ましい。その人柄が自ずと分かる文章である。
そして、もちろん、9人の「天才」数学者の苦悩と感動のドラマも興味深い。
数学者として天才で有ったからと言って、もちろん人生の成功者とは言えない。
それでも、数学が持つ魔力に魅了された9人は、僕たち人類の本質である“好奇心”と“探究心”のいちサンプルとして、あまねく紹介されている良書である。
圧巻は『フェルマーの最終定理』を証明したワイルズの章だ。
読みやすいし、感動できる。 2005-08-23
以前、NHKの『人間講座』で数学者の藤原正彦さんが古今東西の数学者の人生と業績をドラマティックに紹介されていたのを見て「これはおもしろいな」と思ったのですが、見たのが途中からだったため、こうして本になって初めて全回分見れました。
本書は数学に縁のない普通人の私でも楽しめ、感銘を受けることができた良著です。いや、むしろ生半可な小説よりはるかに『人間』というものが描かれていて、名著と呼ぶべきかもしれません。
学者の書いた本にありがちな難解な文章ではなく、極めて平易に読みやすさを考慮して事実を訥々と語るその文章に好感が持てました。
本書で特に面白かったのは、暗号解読の天才・チューリング、南インドの魔術師的天才・ラマヌジャン、そしてフェルマーの最終定理をといたあのワイルズの章です。
前2者は『時代』や『文化、環境』といったものに翻弄される場面で非常に不運な面がありましたが最後のワイルズは、子供の頃読んだ『最後の問題』という本に載っていたフェルマーの最終定理を、いつか必ず解いてやろう」と決心し、それをついに激闘の果てに達成するまでの過程が実に素晴らしい!
タイトルの厳しさに暗い本と思われるかもしれませんが、ハッピーエンドで終わる本です。
最後のインタビューでのワイルズの言葉が印象に残りました。「形容のできないほど素晴らしい瞬間だった。優雅で、とても単純で…。あれほどのことはもう私の人生に起こらないだろう」
天才に神が与えたもの 2003-10-04
タイトルの「天才」という言葉に
わけもなくひかれて
手に取った一冊です。世の中、天才と呼ばれる人はたくさんいますが、
数学や物理の世界で天才というと
また別格だなぁ
と思います。この本で取り上げられている数学者は
誰でも知っている数学者ばかりではありません。
それでも、この本を読むと
その人たちの強い輝きを垣間見ることができます。(ちょっと分量が少ない気もしますが)そして彼らに与えられた才能と
降りかかった不幸に接し、
ちょっぴり切なくなりました。藤原正彦の語り口、いいですねぇ。
数学者入門 2003-05-18
数学者達の伝記である。ニュートン、関孝和、ガロワ、ハミルトン、コワレフスカヤ、ラマヌジャン、チューリング、ワイル、ワイルズの9名。それぞれの名は聞いたことがある程度の人には面白く読めるのでは?彼らが果たした数学的な意義を数式抜きで語っている。高校生で数学や科学の道に進もうとしている人には興味深く読め、励みとなる本だと思う。
さすが新田次郎仕込みの達意の文章 2005-08-26
関孝和のところでの暦の解説が素晴らしい。太陰太陽暦は29日半周期の月の満ち欠けを元にしつつ"閏月"を何年かに一度入れて太陽の動きにあわせせたもので、科学的で精緻なものであったが、遣唐使が廃止されたため、日本で822年間にわたり用いられてきた宣明歴は江戸時代に2日ほどのズレが生じていた、と。そして、徳川幕府の安定は易姓革命が起こると改暦が行われていた中国と同じように、改暦の機運が高まっていった、と。 ここで、思い出すのが、平将門。網野善彦さんは、将門政権が本格的なものでなかった要因のひとつとして、暦博士を持たなかった、という点をあげているが、この歴博士の重要性というのが、この本で初めてわかった。それは暦博士によって日食、月食を正しく言い当て、それを人々に宣言して、政権が自然の力をも支配していることを示す必要があったのではないか、ということ。 関孝和のライバルであった渋川春海はフビライが郭守敬につくらせた暦の傑作といわれる「授時暦」をパクッて新しい暦を献上。その中で3年間に起こりうる6回の日月食について言及したが、最初の5回までは的中させたものの、最後の日食で誤ったため採用は見送りになった、ということ。最終的にはさらに改良を加えたものが採用されるが、関孝和は授時暦の算出根拠を一人で調べ、同時代のヨーロッパと対抗できる代数学と微分積分学にまで和算を高めていったという。
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へんないきもの |早川 いくを
へんないきもの早川 いくを
バジリコ 刊
発売日 2004-07
首筋がもぞもぞするこの感覚・・・ 2004-11-22
首筋がもぞもぞするこの感覚が新鮮で、面白い。
おそらく、絵の精密さ・タッチだけでなく、文章もにやりとさせるところがあるからかもしれない。内容の独特の感じも絵がモノトーンであることも関係しているのだろうが、カラーでも見てみたいと思った。
肩の力を抜いて読んでください 2005-06-13
本屋でも自宅でも、置いてあると、なぜか手にとってしまいます。生命の神秘とか何とか、むずかしいことは何もありません。
へんないきもののへんなところを見て、読んで、笑って、楽しみましょう。
損は無いと思います 2004-10-05
これはもしかして創作なのでは?
と思わせるほど奇妙で興味深い“へんないきもの”の数々が
イラスト入りで紹介されていています
ただ他の方が指摘されているとおり学術書や図鑑としては読めないのと
早川いくを氏が書く独特のユーモラスな文章は
多少読者を選ぶかと思い星を一つ引いて四つにしました
とは言えひとまず定価で買って損はない本であるとは言えると思います
ムシが苦手な人も少し注意かな…
グーグルしながら読むと最高!! 2004-11-04
多くの読者のコメントに「イラストが白黒で残念」とありますが、ぜひインターネットで検索してみてください。ヤマトメリベやクマムシの動画を見つけた時は本当に感動しました。本とインターネットを混ぜて活用すると、今までにない面白い世界が広がりますよ。そんな楽しみ方を開拓してくれた本です。白黒のイラストでよかったです。
地球はワンダーランドっっ!! 2005-10-21
タイトル通り、妙ちくりんな生き物図鑑である。
最初はRPGに登場するモンスター図鑑かと思ったが、
掲載されている生物のうち、ナンと「ツチノコ」以外は全部実在の生き物である。
普通の図鑑ではなかなかお目にかかれないような、
奇妙奇天烈な形態が非常に興味深い。
こんな生き物達が生息しているなんて、この星はテーマパークそこのけのワンダーランドであることを再認識する。
また著者が1965年生まれの人なので、同世代にとっては
涙が出るほど懐かしいフレーズも満載なんである。
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霊ナァンテコワクナイヨー |美輪 明宏
霊ナァンテコワクナイヨー美輪 明宏
PARCO出版 刊
発売日 2004-04-10
美輪様版ゴーストバスターズ 2004-04-23
美輪様の履歴書には前世の欄まであって、「天草四郎」などと書かれていて、
本気なのか、ジョークなのか…と不思議な気持ちでしたが、
この本に書かれている、美輪様の数々の霊にまつわるエピソードを見ると
「やっぱり本当なのかも…」と思ってしまう。
なにしろ美輪様の交友関係で、心霊エピソードといっても有名人がからんでいたりするのだ。佐藤愛子氏が自身のエッセイの中でも触れている、電話口で話しているだけで美輪様が霊視でぴたりと状況を言い当てていく様子はすごい。
三島由紀夫の遺作が輪廻転生をモチーフにしているのも美輪様の前世の話に影響を受けているらしいし。
ちょっと怖い話もあるけれど、主旨は、素直な気持ち、ご先祖を敬う気持ちがとっても大切であるということ。そして方位学など美輪様自ら実践して効果をあげていった方法についても、詳しく書かれているので、
実行しない手はないでしょう。
俳優、歌手として活躍しながら、日常的な人生相談から、超常的な心霊相談までこなしてしまう美輪様、まさしく聖なる怪物ですね。
この世とあの世に境は無い! 2004-05-05
心霊現象についてもたくさん記載がありますが、輪廻転生や因縁について書かれてある、仏教の本という捉え方をされたほうがいいと思います。この世で起こることや置かれている環境は前世のカルマが影響している場合が多い。そして、それを解消するために私たちは生まれてきている。因縁の解消のためにはどのように努力しなくてはいけないかということが色々な例をだしてかかれてあります。前世で大名と奥方で大名が浮気ばかりしていた夫婦は、今年男女入れ替わって生まれてきてまた夫婦になり今度は浮気をされた仕返しをしている、など。
そして先祖の供養がどんなに大事なことなのかも。すべてが因縁によって起こることではなく、振り回されてはいけないけれど、先祖を供養することで自分を供養することにもなるのです。美輪明宏さんのことを、「女装をしている男の人」くらいの認識しか無かったうちの祖母に読んでもらったら、「ああ、いいねえ。この本は。」と感動していました。
美輪明宏のすべて 2004-06-24
美輪明宏が体験した事が、色々と書かれています。
私達に分かりやすく、霊について書かれています。
ご先祖のお墓参りの大切さが実感させられました。
物事には全て筋を通すことが大切だと気ずかされました。
美輪さんの霊体験だけではない本。 2004-09-11
今年の4月パルコ劇場で美輪さん主演の「椿姫」を拝見しに行った時に購入しました。サインが欲しなあ、と思って。美輪さんのサインした字は綺麗です。
本の内容は美輪さんが幼い頃からの霊体験とそのまわりの人間ドラマ。当然、霊が関係してくるので時代を超えた人物が登場します。そして今生きている人たちにどう影響し、なぜ因果関係があるかが紐解かれていきます。
恐いのに、何故か読むのを止められない。
興味深かったです。生きていくという事についての心構えも。色々あって元気がなくなったら読み返したりしています。それから、お正月にあちらこちらの神社をお参りしている方、必読です。
とても恐いことなんですってば。
霊のとっても怖〜い話 2005-10-11
この本には、美輪さんが実際に体験した、霊にまつわる怖い話が紹介されています。特に怖いと思ったのが、悪霊に憑依されても、自分では自覚がなく、苦しみ続けている人が
紹介された場面でした。美輪さんは、このことについて、お経をあげたり、先祖供養をすることを勧めています。また興味深かった話としては、美輪さんの前世である天草四郎との対話の中で、
彼の死にまつわる話が、史実と違っていることが明らかになった話です。さらにとある番組収録中に、クレオパトラが出てきて、美輪さんに史実とは違う
真実を訴えかける場面が非常に興味深かった点です。先祖供養の大切さがわかります。オススメです。
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若きいのちの日記―愛と死の記録 |大島 みち子
若きいのちの日記―愛と死の記録大島 みち子
大和書房 刊
発売日 2005-03
生きる意味を 見いだして下さい 2005-04-02
41年ぶりに復刻された”愛と死を見つめて”と一緒にお読みなると
みこさんの心の苦しみがさらによくわかります。
顔面半分を失ってもなお懸命に生きようとするみちこさんの生きる姿を
生を軽くとらえる今日の風潮がいかに薄い物であるかはっきりすると思います。
携帯電話の世代の若者に読んで頂きたい
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少しは、恩返しができたかな |北原 美貴子
少しは、恩返しができたかな北原 美貴子
講談社 刊
発売日 2005-01
つまりつまり読みました 2005-06-01
途中で何度も、涙で本が読めなくなりました。この上ないつらさを知った人間ほど、周りに優しく、感受性が強く、生命の尊さを全身で訴えられるのでしょうか。今、生命力が弱い人間が増えている中、このような状況の中で、生きたかったのに生きられなかった少年がいることを、一人でも多くの人が知って、彼の分まで毎日懸命に生きてほしい・・・そうメッセージを伝えているのではと思わされた一冊でした。読むのが辛い本でした。でも、最後まで読まなければいけないと思わされる本でした。
涙を流さずには読めない 2005-05-01
『もし、自分がこの物語の青年ならばここまで強く・優しくあれるだろうか。いや、なれない。』
きっと誰しもが同じコトを思うと思います。
ソレほどこの青年は強く・優しく・人間として素晴らしいです。
決してお世辞を言ってるわけではありません。・・・読んだら絶対に納得できます!!
内容はあらすじでわかる通り闘病生活が主です。でも!
誰にでも「さら〜」っと読めるので、本当に1回でもいいんで読んでみてください!!
今まで見えなかったもの(気持ち)が見えてきますよ!
そして、読み終えた後『生きることが幸せ』って思えます!!
ただただ感動 2005-03-14
本屋での帯にひきつけられ、衝動買いしました。
本当に素晴らしい本でただただ感動しました。
癌をわずらう北原君本人の強さ、
彼を支える家族、友人、教師・・・
強く胸をうたれました。本当にお奨めです。
もっと頑張りたい人へ 2005-01-30
自分を見つめなおせるとか、頑張れる力をもらえるとか、
感想は人それぞれでしょうが、読むと何かが必ず得られるはずです。
それは、和憲君に深くかかわった人々だけでなく、
全然関係のない、彼に会ったこともない人だって同じはずです。
できるだけ多くの人に読んでもらって、何かを感じてもらいたい。和憲君は病気に負けず、ものすごい努力に努力を重ねた。
その有様を知って、自分にも頑張れる勇気が湧いてきました。
あなたもほんのちょっと、勇気を分けてもらってはいかが?
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子ぎつねヘレンがのこしたもの |竹田津 実
子ぎつねヘレンがのこしたもの竹田津 実
偕成社 刊
発売日 2005-09
子供に読んで欲しい 2005-09-29
ヘレンの名は、ヘレンケラーからもらったものです。ヘレンにやさしく接する先住キツネ、そして、筆者の妻の意志の強さと愛情。ヘレンの生きた意味は、車社会への警告と、そして、命の大切さだったような気がします。
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愛と死をみつめて―ある純愛の記録 |大島 みち子 /河野 実
愛と死をみつめて―ある純愛の記録大島 みち子 /河野 実
大和書房 刊
発売日 2004-12
こんなにやさしく人を愛してみたい 2005-03-20
この作品の川島みち子さんの感性と本人特有の美しい情緒に感化されてせきとめられていた自分の中の何かが溢れだしました。はかないすぐに消え去る運命とわかりながら、懸命に人を愛する姿や、だれかの目を憚るでもない、作られた愛の形でもないのにこんなに美しく清らかな形で人を愛せる天使のような人がこの世にいたことに喜びを感じ、反面残酷な運命に翻弄された結末が悲しくてしかたがなかった。
苦しみの中で人を労るには大変な体力と精神力がいるはずなのに、こんなにやさしく強く人を愛せるなんて、河野実さんが居たからという事実の影響のみでなく真の強さを持った彼女のこころがそうさせたのを感じ、もういない彼女という命の息吹を肌で感じとり、さらさらとながれていく時間をいとおしく感じた。
私も河野実さんにありがとうを言いたい。
愛と死をみつめて 2005-01-18
もし私がサブタイトルをつけるとしたら、「こんなにも人を愛した事がありますか?」とつけるだろう。容姿端麗、頭脳明晰、絵に描いたような素敵な女性が、顔に出来た軟骨肉腫と闘った話であるが、闘病日記とは一味も二味も異なる名著である。時代は昭和30年代に遡る。病院の中で出逢った「ミコ」と「マコ」が、3年にわたり交換した書簡集。「愛する人がいたからこんなに強くなれたんです。」と、もし彼女が生きていたら言うだろう。僅か21歳という若さで亡くなったミコ。彼女をここまで強くしたのはマコの愛があってこそだった。若い世代にこそ読んで貰いたい、名著である。
恋愛の「記録」集 2005-01-12
テレビ朝日系の「ワイド!スクランブル」で山本監督が紹介していたので読んでみた。究極の恋愛とよばるものでノンフィクションというのだから様々な感情が湧き出てくる「記録」である。「愛と死をみつめて」は大阪で高校生のときに発症した軟骨肉腫(にくしゅ)という不治の病と闘いながら昭和38年に21歳で逝った大島みち子さんと、恋人で東京の大学生、河野実(まこと)さんがやりとりした手紙で構成。手紙での文通の一字一句に彼らの思いや考えが伝わってくる。これは、ドラマでも小説でもない真実の話。 二人が出会ったことが不幸せではなく幸せであったという「みち子」さんの言葉に胸を打たれた。何か現代の恋愛は薄い氷のような表面的なものが多いような気がしてならない。
人との繋がりや出会いを強く考えさせられました 2004-12-21
〜もしあの日に二人は出会わなければ彼女の残された人生はもっと辛かったのだろうか?
彼も悲しい思い出を背負わなくてすんだのだろうか?
こればかりを考えて読みました。人間は良くも悪くも経験を何かに昇華させて行かないといけないのでしょうね。
21歳の等身大の恋愛を感じました、喧嘩したりストレートな事を言いすぎたり。
初めから泣きながら読み〜〜ました、感極まって本を閉じて空の遠くの方を眺めた事も何度も。二人の物語を読んで別れてしまった恋人にもっと優しくしてあげれば良かったなと、
自分の過去を振り返ったりもしてしまいました。ノルウェイの森・世界の中心で愛をさけぶと読みましたが、
これらの本を読んで感動を憶えた方にはお勧めします。
ハンカチを用意して下さいね、テッシ〜〜ュペーパーも必要。生きている者は先に進まないといけないって事について考えさせられる本でした。〜
復刊おめでとう 2004-12-19
〜41年も前の話です。実話です。まこ 甘えてばかりいてごめんねという歌は,あまりにも有名で当時小学校2年生だった自分でも記憶があります。顔面を癌で侵され手術で半分の骨を取り去ってします。恐ろしい病気になった主人公と恋人の物語として当時,テレビでも
流行ったから覚えていました。それから機会があって恋人であったまこさんとホームページで知〜〜り合い 様々なやりとりをして この本を手に入れ読み返してみれば見る程,病に倒れた大島みちこさんの生き方に大変感動を覚えた。今の時代だからこそ今一度愛する事,生きる事を真摯にみつめてみて頂きたい。〜
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「儲かる仕組み」をつくりなさい----落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために |小山 昇
「儲かる仕組み」をつくりなさい----落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために小山 昇
河出書房新社 刊
発売日 2005-08-09
変化を恐れない経営者には、絶対にお勧めです。 2005-08-09
苦しんでいる中小企業の大部分は、事業自体で悩んでいるのではなく、社長の決定が社員に浸透しない、もしくは、社長と社員の考えていることのギャップに悩んでいると常々感じていました。
私も、経営者として何が不足してるんだろうといつも悩んでいました。この本は、人間は弱いもの、怠けるものということを前提に、頑張る仕組みをつくればいいということを教えてくれます。聖人君主でなくてもいいんですね。筆者は、聖人君主じゃないということではありませんが・・・(笑)
この本には、社員のベクトルを合わせる具体的な方法が書かれており、本当に参考になりました。もっと早く知っていれば。。。と悔やまれます。明日から、できることを1つ1つ進めてゆきたいと思います。
変化を恐れない経営者には、絶対お勧めです。
1つの事例研究として◎ 2005-10-31
中小企業の仕組化の1事例として非常に具体的で、参考になる部分が多かった。大企業へ向け組織を成長させていきたいと考えている方へは参考にならない部分も多いかもしれない。
みんなどう自分がモチベーションがあがるのか判ってる? 2005-10-08
本を読んでから、みなさんの書評をみましたが、
古いとか、時代に合わないとか書き込みがありましたが、
どうしたらいいと思っていますか?
人ってどうしたら本当にモチベーションが上がるのかを
この著者は知っていると思います。
たしかに著書をうまく利用して自社のビジネスに繋げようと
いうのは見え見えなんですが、それっていまどきの一つの
成功パターンではないですか?
著作をうまく利用している、ただそれだけだと思います。
そういった点では、中小企業がどうしたら儲けつづける仕掛けを
作り維持できるのか?どう人を使っていったらいいのかを
同じ立場で悩んでいる人たちへの一つの処方として
紹介してくれています。
一つでも実行すればそれはそれで有効だと思います。
僕は企業家ではないので、社長の立場でここまで断行できるかは
正直無理だと思う。
無理なことを形にしているからここまで有名になったんだと思います。
この社長の話は3年まえぐらいにインターネットでみつけて、
変わった考え方だなあと刺激を貰っていました。
いつでも、実行した強みがある人の発言は重いし、迫力があります。
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若き数学者のアメリカ |藤原 正彦
若き数学者のアメリカ藤原 正彦
新潮社 刊
発売日 1981-06
人と出会い 2001-12-11
こんな面白い本があろうかと思って読んだ。泣き笑いに加えて、著者独特の「空威張り」がいちいちはいっているのが、面白い。
アメリカに対する「思い」も、所詮「人」との出会いである。女友達ができる、浜辺で可愛い少女と言葉を交わす、アパートの子供になつかれる・・。いつのまにか著者はアメリカびいきになっている。でも、これが本当、というかリアリティーがある。やはり、「人」「出会い」が大切と納得した。
留学を考えているひとにおすすめ 2004-01-06
読みすすめるうちに、著者のアメリカでの生活を追体験できる。そしてきっと自分もそのような感情を抱くであろうという場面に何度も遭遇する。また、筆者の心の動きや情景が細かく描写されており、なおかつ生き生きとしたリズムが感じられ、読み始めるとすぐに作品の中に引き込まれ、一日で読み終えてしまった。様々なエピソードを読み進めるうちに、だんだんアメリカが魅力的に思えてきた。自分も機会があれば留学したいと思うようになった。
壁を感じだら是非読みたい本 2003-09-21
筆者の数学者としての意地が随所に垣間見える熱くなれる小説です。
筆者が1人でアメリカへ乗り込み、一端の数学者として堂々とアメリカ
で生きてゆく様は圧巻です。個人的には、極寒の地で、無力感に
さいなまれ生き地獄といえる日々を1人アパートで過ごしている場面はかなり胸に響きました。しかも、この本は私が自分が生まれる前の話ですから驚きです。。。
不朽のアメリカ紀行文 2003-02-03
著者が東海岸のミシガン大学と中西部のコロラド大学に研究員および助教授として滞在した際の紀行文。米国到着前の不安感や、ホームシックなど気持ちの移り変わり、実際に接して感じた米国人の国民性と著者の米国に対する軽蔑と好感。米国の大学における学生の姿勢や教員間の関わりあいなどを描いている。本書はもともとは1977年に刊行された本であるが、今日でも決して古いと感じさせないのは、時代が変わっても変わらない人間の本質に対する鋭利な観察眼があるからであろう。それと同時に、文章も洗練されており、誤解を恐れずに言えば、理系的な無味乾燥な文章とは次元の違うものだと感じた。米国への留学記などは何冊も読んできたが、本書に勝る作品に出会うことは出来なかった。決して損はさせない本である。
留学する人には良いかも 2005-10-07
評判に高い随筆。現役大学教授の若き日のアメリカ修行時代がよくわかる。70年代当時の世相などもよくわかるが、特に重要なのは、アメリカでの著者の心の動き。同じ経験をした人は、共感できる部分が多いのではないか。アメリカへ行くひとには、何よりこの本を薦めたい。
「何糞!なめんな!」→「良い人。人気者。ピエロ」→「真の理解」という心理的変化は、多くの渡米日本人が感じることでもあるとおもう。
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遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス |藤原 正彦
遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス藤原 正彦
新潮社 刊
発売日 1994-06
まるで自分もケンブリッジにいるような錯覚を起こしてしまう。 2003-04-17
藤原教授の本を読んだのは実はこの本が初めてです。この本のいいところはまず客員研究者としてケンブリッジに赴いた偉い先生という感じが全くしないことです。まるで読者の私がさもその研究室で回りの研究者達や世界的の教授達と次第に仲良くなって親近感さえ抱いてしまうようなそんな錯覚さえおぼえてしまいます。天才肌の数学講師リチャード、オーストラリアの田舎から来た努力家のコウツ教授、その師でありながら折り合いの悪いベイカー教授、アメリカから来たピーターとカナダから来たウェイン、この二人と一緒になるとついイギリス人の悪口に花が咲いてしまうという著者。何より藤原教授の奥さんと三人の息子をとりまく近所の人たち、家のオーナー、ベビーシッター。映画でも見るような登場人物の!リエーションの豊富さもさることながら、特に次男が学校でいじめにあったときの対応に腐心する所はこちらも深く考えさせられました。最終章のジョークは最高。「無人島に男二人と女一人が漂着した。男たちがイタリア人なら殺し合いになる。フランス人なら一人は夫、一人は愛人となってうまくやる。イギリス人なら、紹介されるまで口をきかないから何も起こらない。」
藤原先生イギリス奮闘記 2003-04-22
若いときにものした『若き数学者のアメリカ』も面白かったが、本書もあっという間に読了した。藤原氏の魅力は、古武士然とした日本男児の原型みたいなキャラクターと豊かな国際性が同居していることにある。イギリスの教育制度、大学制度、他の研究者との交流、そして海外滞在時にしばしばおこる子供の教育やいじめの問題などが縦横無尽に語られる。これからイギリスで勉強しようと考えている留学生、オックスブリッジのカレッジ・システムに関心を持つ研究者、かの地での長期滞在が予定されているビジネスマン、それに巻き込まれて不安になっている御家族、またなぜかイギリスが好きになってしまったあなたにぴったりの一書。
おもしろい 2004-08-17
数学者藤原氏の一年間のケンブリッジ大学滞在の記録。
文化、習慣の全く異なる国での家族四人での奮闘が、
とても身近に伝わってきました。
他の方がレビューしている点のほかに、
アメリカや日本とは全く異なるイギリス人科学者たちの、
数学だけでなく文学、芸術などにも深く通じ、
それらを一生楽しみ、語り合うという貴族的な研究態度、地域の広大な一等地を芝生の広場のまま400年残し続ける
というような、マネーパワーではない豊かさ、などが
本当にうらやましく思えました。
藤原氏のイギリス人気質、科学に強い理由、などについての
分析も非常に鋭く、またユーモアに溢れています。
イギリスに対する、またそれ以上に日本に対する愛情の
伝わってくる本だと思います。
何度も読みたくなる数学者兼文学者のイギリス体験記 2003-04-04
私は五回程読んだと思うが、それほどまでに素晴らしい内容である。どの章も読み応えがあるが、個人的には、第八章の最後に筆者が自身の研究生活における厳しい境遇と、学校でいじめにあう次男の次郎氏のそれとを重ね合わせる箇所、及び、第十章でスーパーヴィジョン担当の一人、成績が悪いが筆者が光るものを認めるクライドを元気づける箇所である。筆者の優しさが何とも言えない形で表現されており、感動的である。「若き数学者のアメリカ」も良かったが、文章や構成において、本書は一段と洗練されている。
蛇足であるが、ある日東海道線内で読んでいたら「あなたは数学関係者ですか?」と全く知らない人に声をかけられてしまった(勿論違う)。
毒抜きに 2005-03-19
少し誇張表現に思われるかもしれませんが、運命を感じました。この本を買った目的はケンブリッジ大学への入学を考えたことからで、全く藤原先生に興味があった訳でもなんでもなかったのですが、読みはじめた導入部分からひきこまれる何かを感じ、気がついたら当初の分析目的を忘れ、完読していました。私は、留学経験もありまして、どこに行くにも最初は楽しいけれど、徐々に大切なものの上に濁った水のようなものを注入されているような感覚におちいり、最後には不穏な泥の足跡を残されているような日々をすごしておりました。ですが、このエッセイを読んだおかげで、不思議な感慨と真っ直ぐな道筋が見え、身を清められた感覚に陥りました。今の若者に読んでもらいたい。今の時代に必要な本だと思いました。またレイシズム等心理考察の描写が素晴らしく才能を感じました。
さらに詳しい情報はコチラ≫
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